Linuxコマンドは、Ruby on Railsアプリを開発するときにもよく使うコマンドです。Macでプログラミングを学ぶ際に、このLinuxコマンドの知識が必須となりますので、一つ一つ確認していきましょう。
また、Linuxコマンドにはたくさんの種類がありますが、こちらではよく使用するコマンドを抽出して載せるようにします。上に書いてあるものから順に覚えて行くと無駄なく学習することができます。
ディレクトリ間を移動するときのコマンドは以下のようになります。 directory_name
には、自分が移動したいディレクトリの名前を入れましょう。
cd directory_name
ためしに、 cd
コマンドを利用して desktop
へ移動してみましょう。
cd desktop
コマンドを実行した後のターミナルの表示に desktop
という表示が含まれていれば移動は成功です。ターミナルでは、このように cd
コマンドを利用してパソコン内を移動します。非常によく利用するコマンドなので、是非使えるようにしておきましょう。
MacBook-Pro-2:desktop your_name$
現在操作を行なっているディレクトリにあるファイルや、他のディレクトリを一覧表示するためにはls
コマンドを実行します。 cd
コマンドでディレクトリ間の移動を行い、 ls
コマンドで操作したいディレクトリやファイルが存在するかどうかを調べるというのがよくある使い方です。
ls
ターミナル上で操作対象となっているディレクトリの場所を表示するコマンドです。これを実行すると、ディレクトリのパスが表示されます。
pwd
実行結果
/Users/yoshito/desktop
新しいファイルを作成するときにはtouch
コマンドを使用します。directory_name
には自分が作成したいファイル名を拡張子を含めて指定します。
touch file_name
例
touch sample.rb
新しいディレクトリを作成するときはmkdir
コマンドを使用します。directory_name
には自分が作成したいディレクトリ名を指定します。
mkdir directory_name
例
mkdir sample
Linuxコマンドは、Macの操作をする上ではとても重要なコマンドとなります。プログラミングをやるときにも、これらのコマンドはよく使用するのでぜひ使えるようにしてみてください。